きほんはまる?

DQRTAについていろいろ書いていきます。こっちでは最低限のアウトプットには書かれない細かい話がメインです。

埼玉大学第66回むつめ祭 PS版DQ4お使いRTAを終えて その1

埼玉大学のむつめ祭で行われているRTA企画に参加してきました。
1日目はPS版DQ4お使いRTAが開催されましたが、自分は今回作問を担当させていただきました。

www54.atwiki.jp

ということで、裏話などを書いていきたいと思います。
問題や本番の結果などは上のURLから御覧ください。

1. きっかけ

 ニコ生で開催された第1回DQ3お使いRTAに出場させていただいたり、第2回DQ3お使いRTAではテストプレイヤーとして携わらせてい頂いたりといった中で、「作問も楽しそうだし一回やってみたいな」という思いがありました。そこで時間もそこそこ手頃で問題もそこそこ作りやすそうなPS版DQ4でできればいいなと思い、第2回DQ3お使いRTAが終わった頃にもう問題を考えていて、大枠はすぐに完成しました。最初はニコ生で開催しようかなとも思ったのですが、「これSTとかリアルの企画でやっても面白そうだな」と思い、8月くらいにあったBBQで御茶さんに提案したのがきっかけです。その後、御茶さんの方から「ぜひやりましょう」とお声掛けをいただいて開催が決定しました。

2. 問題を作るまで

 そんなわけで問題を作っていたのは第2回DQ3お使いRTAが終わった後の6月くらいで、問題は割りとすぐに出揃いました。
 複数アイテム入手問題として力の種、金策問題としてはぐれメタルよろい、メダル問題として杖が決定。普段RTAではやらないことをやらせる問題として鉄シリーズ(レイクナバ北の洞窟)、神の装備(角笛のほこら)、ピサロナイトが決定、通常のチャートを崩す問題として尻にひかれ隊が決定、その他いろいろしてほとんど今の問題になった感じでした。
 作問するにあたって一番気にしていたのは時間で、配信だとリスナーは途中自由に休憩挟んだり他の事をしたりできますが、リアルでやる企画ではそうも行かないのであまり長くしてしまうと絶対にダレてしまうだろうというのが危惧していたことでした。そのため制限時間の限度は5時間だろうなというのは最初に決めてあって、それに収まるように問題を考えていったつもりです。幸いリアルでやる分にはこちらでデータを用意できるので、運要素が激しくさらに問題を入れる余地が少ない2章を飛ばして、3章からのデータでやってもらおうということで解消することができました。

3. 本番までの準備

 御茶さんからお話を頂いた時点で既に問題がほとんど出来上がっていたので、まず問題を御茶さんに見ていただきました。その後2人でテストプレイや想定解の調査などをして、問題の修正や調整、配点決めなどを行いました。
 その後、11月頭くらいにナナカさんとhiroさんにテストプレイをしていただきました。ナナカさんはSkypeで実際にテストプレイ画面を見ながらやっていただきました。hiroさんにも当初テストプレイを依頼していたのですが、PS2本体の不調でフリーズが多発するということでとりあえず出来るところまでやっていただいた後に(3章終了まで)、問題を見た印象や想定解の解説を受けての意見などを頂きました。ナナカさんはテストプレイで410点、更にhiroさんにもプレイ時間の不足については指摘をいただき、これを受けて問題を減らしたり、個数を減らしたりなどの微調整を少し行いました。
 その後は配布用の各種リーフレットや解説スライドの作成、点数表のGoogleスプレッドシートの準備などを行って本番を迎えた感じです。


次回は問題ごとに作成の裏話的な話と、本番でのプレイについて書きます。
というわけで続く。